(今日はお休みなので、爆豪と一緒に食べるおやつでも買いにいこうと外に出てきた)
「Hey、そこのお嬢さん!ちょっといいかな?」
(明るい声に振り向くと、ヘッドバンドにサングラスをかけた男の子があなたの方へ寄ってきた)
(流暢に日本語を話しているが、どことなく異国の雰囲気を感じさせる顔立ちだ)
(英語の発音がネイティブだし、外国人だろうか…?)
「急に声かけて悪いね、ちょっと聞きたいことがあってさ。
その制服『ユーエイ高校』ってとこのでしょ?
オレそこに行きたいんだけど、どこにあるか教えてくれない?友達がそこに通ってるはずなんだ」
(雄英を探している…?誰かの知り合いだろうか?)
「ん…?
あぁ!やっぱりそうだ!
お嬢さん、『モブ』って名前だろ?
オレの友達、デクっていうんだけど、お嬢さんの知り合いだよな?オレそいつに会いにきたんだ。
あいつから聞いてるぜ。classmateに親切な女子がいるって。」
(緑谷の友達らしい)
(見知らぬ人ではなくて少し安心した)
(緑谷に連絡してみると、すぐにこちらに向かうという)
「聞いてた通り本当にかわ…あ、いや何でもない!
そういやまだ名乗ってなかったな。
オレはロディ。ロディ・ソウルだ。よろしくな、モブちゃん」
(手を差し出され、思わず握る)
(微笑むロディのヘッドバンドの中から、ピンク色の何かがぴょこっと顔を出した)
(よく見ると小鳥のようだ)
(青いマスクをつけた小鳥が、デレデレと嬉しそうに体を揺らしている)
ロ「お前…大人しく中に入ってろ!
え?ああ…こいつはピノ。まあ、オレの相棒ってとこかな。
こいつのことはいいからさ、雄英まで案内頼んでいい?」
(ロディと出会った)
買い物に出かける