(珍しく談話室のソファで爆豪を発見)
(膝に両肘をつき、何やら雑誌をパラパラと眺めているようだ)
(その片腕を上げて爆豪と雑誌の間に潜り込むと、特に嫌がる素振りも見せずにあっさりと受け入れてくれた)
何だよ?見えねぇだろうが、座れや。
…あ?これか?
トレッキング用品のカタログ。モブは見ても分かんねぇだろ。
…丁度いい、この機会にちっとぐらい勉強しとけ。
前に山登りてぇとか何とか言ってたろ。ゼロ知識じゃ道具なんか選ぶに選べねぇからな。ピッケルが何かも分かってねぇ奴に登山は無理だ。
その様子じゃツールもゼロなんだろ?
基本的なとこだけ教えてやるから、流し見して気になったやつピックアップしとけ。この店は徒歩圏内にあっから、現物が見てぇなら連れてってやらんこともねぇ。
(いつかの、一緒に登山がしたいというあなたの言葉をきちんと覚えていてくれたようだ)
(爆豪の足の間に座り、そのまま暫く登山について色々と教えてもらった)
上「部屋でやれ………」
じゃあ電気くんはわたしとマ◯クのメニューでも眺めてよっか!