切「………は、知ってた、のか?
………そっか………はは、隠してたつもりだったのに…ちょっとちょっかいかけたりしてたから、無理もねぇか。
それより、その結婚っておめーが決めたわけじゃないのか?
親の都合…?家の関係か?今どき許嫁とかあるんだな。
そっか、なら爆豪は…そうだ爆豪は何やってんだ!彼女が別の男と結婚したってのに…!!
こんなの…俺のわがままで、困らせちまうのはわかってるけど…
どうせ俺じゃ駄目なら、せめて爆豪と一緒になって欲しかったんだ。
それなら、俺もいくらか割り切りやすいと思うから。
なのに、こんなのって…
おめーだって望んだ結婚じゃねぇんだろ?
花嫁がそんな暗い顔するような結婚式、あってたまるかよ!幸せになるためのもんだろ!!
親御さんに抗議しに行こう。本当に娘の幸せを願ってんなら、なんで娘の気持ちをわかってやらねぇんだ!
無理に結婚させてもおめーは幸せにならねぇだろ!
そんなもん俺がぶっ壊してやる!
そんで…
出来ることなら、おめーの幸せは…俺が作りたい…!!」
そんな……切島くんを見ない振りしてた私なんかが、切島くんとの幸せを望んでいいの……?