切「喜ばす、か。
俺には、おめーが傍にいてやるだけで爆豪大分嬉しそうに見えるけどなあ。
顔に出ないだけで、態度とか仕草に顕著に表れてると思うぜ。
それでも喜ばせてやりたいっていうのか?
それなら簡単だ。
その辺のがこうして俺と話してる間、爆豪は一人なんじゃねぇか?
だめだぞ、ちゃんと傍にいてやらないと。
大丈夫だ!爆豪はおめーのこと大好きだから!
…俺にはそう見えるから。
凄いことなんだぞ?あの扱いにくいことこの上ない男が、たった一人の女の子と一緒にいるだけで大人しい飼い猫になっちまうんだから。
それができるのはその辺の、おめーだけだ。
ほら、行ってやれ!」
好きな奴の笑顔は…見たいと思うし、いくらでも見ていられるもんだよな。
だから俺は、精一杯おめーが笑顔になれるように全力で協力する。
そこに俺の気持ちなんか関係ねぇ。その辺のが笑ってんなら俺も幸せ。そうだ、そうなんだ。
…それでいいんだ。
爆豪くんを喜ばすにはどうしたら良いか切島くんに相談する