(かっかっかっ)

(やっとの思いで森を抜けた。疲れた身体にご飯が沁みる)


(爆豪も相当疲れが出ていたらしく、無心で目の前のご飯にがっついている)


…?

おい、野菜も食え。ほうれん草。

貧血にでもなられたら側の俺が困るんだよ。

あとタレ口についてんぞ、みっともねぇ。


(口の端を指で拭われた)
(世話を焼かれている…)

(爆豪くんもほら、ほっぺにご飯ついてるよ)

(右頬についたご飯粒を取ってあげた)


ッ………!!!


う…っせ!!知ってるわ!!


(ぷいっとそっぽを向いて、またお茶碗をかき込み始めた)
(耳が真っ赤になっている)
(絶対嘘だ…)




瀬「こんなところまでリア充やめてくれ!!!心に刺さる!!!」
夕食の時間