うおぉ…すげぇ…


(あの映画で見た魔法界の村が、そのままそこにあった)
(魔法界のお菓子を売っている店や、杖が魔法使いを選ぶ店、バタービールのワゴンなど、ファンには堪らない景観だ…!)
(分かりにくいが爆豪も、今日いちばんテンションが上がったらしい)


あれだろ、9と4分の3番線。


(まずは入り口すぐにあった学校行きの特急の前で写真を撮ってもらう)
(外国人のポーターさんを相手に流暢に英語を話す爆豪はとてもかっこよかった)


へえ、魔法学校の生徒がそこら中にいやがるぜ。


(黒のローブを着て各寮のマフラーを巻いた人達が、杖を振って魔法の練習をしたり、写真を撮って楽しんでいる様子が見受けられた)


(景色を楽しみながら、ショーウインドウの中で浮かぶ杖が印象的な店に入る)
(ここは杖を扱う店…映画で見た、杖が魔法使いを選ぶシーンだ!)

(どの壁にも杖や本がいっぱいの狭い部屋に通されると、店主らしい老人が中にいた。客の中から一人だけ前に出して、その人物に相応しい杖を選んでくれるらしい)
(様子を伺っていると、爆豪と目が合ったらしい店主が彼を指名した)


はぁ?俺手ぇ上げてね…おいテメェ!


(前に押し出され、言われるがままに呪文を唱えて杖を振る爆豪はとても面白かった)
(最終的にぴったりの杖が見つかったらしく、その姿はさながらメガネの主人公のようだった)


(せっかくなので、向かい側の店に入ってローブ姿の写真を撮った)


テメェはライオン寮だろ。蛇寮の狡猾さも、烏寮の頭脳も、穴熊寮の真面目さもあるとは思えねぇ。ヒーロー志望だろ。勇気は認めてやらなくもねぇよ。


(有無を言わさず赤いローブとマフラーを装着させられた)
(仕返しに爆豪に緑のローブを着せようとすると、激しく拒絶される)
(あなたと同じく赤いローブを選んでいた)

(魔法学校への入学準備完了!な写真が撮れた)
ユニバアトラクhp