ト「モブちゃん。
私、血が出てる人が大好きですけど、あなたなら血が出ていなくても大好きですよ。

大好き過ぎて、何も言わずに連れて来ちゃったのに、お友達だって言ってくれて私はとっても嬉しかったです。」


(少しだけ寂しそうな表情を浮かべたトガは、あなたの両手を掬い上げた)


ト「私、同じ年頃のお友達が欲しかったんです。モブちゃんが私のこと忘れちゃっても、数日間だけでも…私のお友達になってくれてありがとうございました。

…………♡」


(真っ直ぐあなたと目を合わせると、額を合わせてにっこりと笑った)


(その後すぐにBARの扉がノックされ、煙草を咥えた眼鏡の男が見知らぬ人物を連れてきた)
(眼鏡の男がバイヤーで、連れて来られたのが記憶操作の個性を持つ人間だろうか?)
(黒霧とバイヤーの話を聞くと、この場所での情報を削除し別の記憶に置換した後、ワープゲートで転送する流れとなったらしい)

(リラックスするように促される)
(痛みはなく、眠っているだけでいいようだ)

(目覚めた時と同じソファに座らされ、あなたの手荷物が返された)


黒「それでは短い間でしたが、お元気で」

死「ヒーローやめて敵を目指したくなった時に限り歓迎するぜ。その時は個性を明かせよな」

荼「もうクマと間違えんなよ」


ト「さよなら、モブちゃん。また会いましょうね。…大好きだよ」

(眠気に意識が途切れる瞬間、トガの顔が近付き唇が触れた)


(………………………………。)
ハロウィン2018ED2