(少し嫌なことがあった)
(何もしたくなくて、炬燵でぼーっとしていると)



(のしっ)
……………。

カ「………丁度いいベッドがあるじゃねぇか。」



(よく足や背中を踏みつけて通っていくカツキが、その日はあなたの膝の上で足をとめた)

(暫くその場でぐるぐると回り、落ち着く場所を見つけたのかそのままころんと丸くなり、寛ぎ始めた)

(いつもはウザそうな顔しかしないカツキが…自分から寄ってくることなんて滅多にないカツキが……膝の上に乗ってきた……!!??!!!)



カ「…おい、何やってんだ?

手が空いてるじゃねぇか。撫でるなりマッサージするなりしろや、下僕が。」


(行き場がなくおろおろしていた手を舐められる)
(カツキなりに慰めてくれているようだ)

(…ありがとう、カツキ)
(ああああけどザラザラするぅぅう)
②落ち込む