(最初はタオルの上から動かなかったカツキも、やはり子猫。遊びたい盛りなのか部屋の中を動き回るようになってきた)

(2匹が触って危険そうなものはひと通り別の部屋に移動させたが、子猫は何をするか分からないので発散させてやることにした)

(ほーらカツキ!おもちゃだよ。これで私と遊ぼうよ)

(白いネズミかクマか分からないぬいぐるみキーホルダー(初日におもちゃにされた)と格闘して遊んでいたカツキに猫じゃらしを振って見せた)


………!!


カ「ッなんだ…?目がはなせねぇ……

おらッ!…あ?どこだ…、!あっちか!

クソが!全然捕まんねぇじゃねぇか!!

舐めんなよ…ぜってぇ捕まえたるわ!!」

なぁーーーーお!!!


(ぴく、と耳が立ち目の色が変わる)
(けりけりしていたぬいぐるみから離れ、頭を低く腰を高く上げて獲物を狙っているようだ)
(お尻を数回ぷりぷりしたかと思うと、ズサーーーッと飛びかかってきた)

(それを上手く避けながら、暫くカツキと遊ぶ事ができた)
②猫じゃらしを振ってみる