暗く狭いのが好きだった
深く被るフードの中
無情な世界を恨んだ目は
どうしようもなく愛を欲してた
雨に濡れるのが好きだった
    曇った顔が似合うから
嵐に怯えてるフリをして
空が割れるのを待っていたんだ…

かき鳴らせ
光のファズで
     雷鳴を
      轟かせたいんだ
打ち鳴らせ
痛みの先へ
   どうしよう!
     大暴走獰猛な鼓動を…

悲しい歌ほど好きだった
優しい氣持ちになれるから
明るい場所を求めていた
だけど触れるのは怖かった
深く潜るのが好きだった
海の底にも月があった
誰にも言わない筈だった
 が
  歪な線が闇夜を走った

かき鳴らせ
交わるカルテット
   革命を
  成し遂げてみたいな
打ち鳴らせ
嘆きのフォルテ
 どうしよう?
   超奔放凶暴な本性を♫

私 俯いてばかりだ
それでいい
  猫背のまま
   虎になりたいから

かき鳴らせ
光のファズで
  雷鳴を
  轟かせたいんだ
打ち鳴らせ
痛みの先へ
  さあいこう
   大暴走獰猛な鼓動を

衝動的感情
吠えてみろ!
かき鳴らせ
    雷鳴を

名前:喜多郁代

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キターン

話した言葉:8きょくめ