「眠りにつくと、そこは夢と言うにはあまりにもリアルな、見知らぬ世界に迷い込んでいた。」
夜眠りについたあなたが迷い込んだのは、
蒸気に囲まれた常夜の街だった。
一見スチームパンクとチャイナタウンが融合したようなその町は、外の世界とは隔離された特別な街らしい。
基本的にはほぼ上記の街並みだが、突然西洋チックな造りの地域や教会があったり、大きな城があったり、路地裏から繋がる廃れ荒れ果てた廃墟の地域があったりと街全体の雰囲気は大分ちぐはぐなようだ。
共通しているのは、全ての地域が永久に夜であり日が昇らない事だけ。
街の住人たちが話している言語は日本語か、もしくは聞いたことの無い言語。
街に立ち並ぶ看板の文字は読めるものもあれば時に見たこともないような読めない文字だったりする。
この街にはお金よりも価値のあるものがただ一つだけ存在するらしいが、それが何かをあなたは知らされていない。
世界観について