![]() (自宅から近いスーパーに買い物していると、突然雨が降ってきた)
(傘はもっておらず、どうしたものかと思っていると、真人から電話が掛かってきた) あ、君、傘忘れてるよね? もしかしたらと思って。 迎えに行くから、そこで待ってて。 (数分後、真人が傘を持ってやってきた) お待たせ。遅くなってごめんね。荷物持つよ。 (傘は真人の分だけだ。) 俺の横、入って。...もしかして、嫌だった? (相合傘がしたいようだ。お望み通り横にはいる。周りの女性から、羨ましげな視線を向けられた。) (傘は8割こちらに寄せられ、真人の肩口はびしょびしょに濡れている) (それでも、近くにいられるのが嬉しいのか、こちらを微笑んでみている) 俺にとって、こうやって君と一緒にいられる時間が、何より幸せなんだ。 ....つくづく俺も、馬鹿になったなって思うよ。 前の俺なら、傘は2つだった。 ...ああ、もうついちゃった。 お風呂入ってくるね。 戻ってきたら、またくっついて一緒に過ごそう。 自分のことも大事にしてね |
名前:真人 16 |
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