(パソコンを使っていると、真人が後ろからいきなり抱き着いてきた)


(一回無視してみた)




・・・ねぇ、無視した・・・？


(キーボードの上の片方の手に、真人の手がそっと重なる)


(恋人繋ぎにされ、作業を阻もうとしてくる)


(さらに無視してみた)


・・・・もう、なんで、無視するの。

怒った。俺はもう怒ったからね。


(いきなり耳を舐められた)

(身をよじるもやめてくれる気配はない)



ふふ、くすぐったい？

嫌だよ、やめない。・・・ん・・・。



（数分間耳舐めされ、一度止んだかと思えば、次は首元に顔をうずめられる）


パソコンばっかりやってないで、俺にも構って・・？


放置されるとさみしいよ。