「まなとせんせい!遊んで〜」
「かっこいい〜!けっこんして!」 「おとななのにはしるのおそいね?なんで?」 ああもう、子供の体力はなんでこんなに無限なんだ.... 園長「真人くん、来てくれて助かったわ〜♡それに、昨日は本当にありがとうね。そして疑ってしまってごめんなさい。あなたには子供に好かれる能力があるのかしらね?人見知りの子まであなたにべったりで。もういっそのこと永久就職しない?ず〜っと雇ってあげるわ♡」 いえ、結構です。俺、今日で向いてないって実感しました。でも、応募したからには一生懸命働きます。 園長「あら〜残念。まあ、気が向いたらいつでも来てください。あとね、今日、ももちゃんママが仕事で遅くなるって連絡入ったから、18時まで延長で預かることになったから。ここで注意なんだけど、 もし、お母さん以外の人が迎えに来ても、ももちゃんを引き渡しちゃダメ。父親だって言っても、絶対に。わかった?」 はい。わかりました。 園長「はい、お願いしますね。じゃあ、今の子達とおもちゃの片付けおわったらトイレと職員室の掃除お願いね〜」 . . . (17時30分) もも「お母さん遅いな〜。」 あと30分だからもうちょっと待って。 もも「いやいやいや!!おなかへった!!もう帰る!!」 職員「も〜。わがまま言わないの。ママから預かってるジュースならあるよ。飲む?」 もも「飲む〜!!!」 職員「はいはい。じゃあ、真人先生、少しの間ももちゃんをみててくれますか?」 はい。わかりました。 ....俺も早く帰りたいんだけど、あと少しの辛抱だ。 ん?あれ、子供がいない。 目を離した隙に、くそ、面倒くさいな . . . (正門前) もも「あなただあれ?」 ??「もも、ママの代わりに迎えに来たよ。ほら、ママと離婚しちゃったもものパパだよ。ママ、疲れちゃってお家に帰っちゃったんだ。だから一緒に帰ろう?ももの好きなお菓子もほら、これあげる。」 もも「それ好き!!うん、かえる〜!!」 ちょっと待ってください |
名前:真人 16 |
---|