(朝)

おはよう。今日も可愛いね・・・。

(キスを避け、トイレへ向かう。)

・・・?


(昼)

ごはんできたよ。

・・・、ねえ、俺のこと避けてる?

朝ごはん食べてから全然部屋から出てきてないでしょ?

可愛い顔、みせてほしいな。

それか、今日は一人で過ごしたい日なのかな?

そっか。

わかったよ。

ご飯置いておくね。










(しばらくたってから、ご飯を取ろうと扉を開ける)

(真人の足が入り閉められなくなった)

(無理やりこじ開けられベッドにつれていかれる)



やっぱり、いつもと違うよね。

俺に隠し事?

・・・、まあ、できないよね。

スマホのロックも外せるし、

君の交友関係、関わっている人間すべて知ってる。

だったら、

・・・俺のこと、嫌いになった?

捨てようと、してる?


(眼前まで持ってこられた真人の目が不安げに揺れる)

(不安を埋めるようなキスが大雨のごとく降らされる)


俺、君がいなくなったら、・・・もう未練はないよ。

首吊りの縄って、作ったことある?

俺はあるよ。何度も何度も、死のうと思った。



ほんとはね、25までに死のうと決めてたんだ。

・・・そんな中、君に出会った。

君がいなくなったら、俺は、・・・・。



あの駅で、君に助けられてから、やっと生きてる、って感じられた


君に出会えたことが、俺の人生のすべてだった。






・・・いままで、俺の我儘聞いてくれてありがとう。

生まれ変わったら、もっと真っ当な人間になって、君にもう一度、出会いたいな。

先に、行ってるね。


(すっと身を引きどこかにいこうとする )

(今にも消えてしまいそうな背中を見ながら、このままにするとほんとに死んでしまいそうだと感じた)

(急いで引きとめ、好き避けしていることを洗いざらい話した)



もう、びっくりしたよ。

君はいつも俺を驚かせてくれるよね。


・・・・・・・・・あとは、言わなくてもわかるね?



(すべて結果がわかっていたような顔で、再度押し倒される)

(いつもの展開のようだ)




名前:真人

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話した言葉:好き避けする