あなた、本当にももちゃんのお父さん、ですか?


??「ひいっ、誰だお前?!警察呼ぶぞ??!?」


こっちのセリフだ。
その菓子だけ置いて、ここから去れ。

さもないとお前を、俺のおもちゃにするぞ?

俺が今日、子供達にされてきたように。


??「あー、はいはい。もう帰ります。さよなら。」




もも「お菓子〜!!!お菓子は??おなかへったよ~!!」




職員「ももちゃん、真人先生!ここにいたの?探したわよ~もう。ジュースの用意できたよ。一緒に戻ろう?」



もも「うん!!飲む!!!」


気持ちの切り替え早すぎだろ....。










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職員「さっきの男の人...ももちゃんのパパで間違いないです、多分。パパ側が多額の借金を背負ってることが発覚して、ももちゃんが生後間もない時に離婚して、そこからシンママでももちゃん育てているみたいです。たまにああやって連れ去ろうとするみたいです。理由は不明ですけど...。」


...どこの家庭でも、一定数クズはいるんですね。
まあ、他人の家庭に口出しするようなことはしませんけど。


職員「ここの幼稚園は男性の職員さんがいないから、なんだか今日は心強かったです。いつもは怒鳴ったり、時間が長引いたりするんですけど...助かりました!ありがとうございます。おつかれ様でした。...このあとなんですけど、私、仕事すぐ終わらすんで。ちょっとご飯でも...」

いえ、俺、恋人がいるので。
もう帰りますね、お疲れ様でした。






はあ、疲れた。

早く君に会って癒されたい...。





名前:真人

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話した言葉:ちょっと待ってください