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(その日の深夜)

(ばちゅばちゅと背後から容赦なく突き上げられてひっきりなしに甘い声が漏れる。
私はもう体に力が入れられなくて、お尻だけ高く上げた状態でベッドにうつ伏せになっている。先輩は私の腰をがっしり掴んで、昼間の疲れもどこへやら、思い切り腰を打ち付けてくるのだ。
快感で頭がバカになって、まともに喋れず、幼児のように「ああ」「うう」だの意味のない言葉だけを発し続ける私の頭をあやすように撫でてくる。)
……そういえば、今朝の話なんだけど。
(けさ?けさって何だっけ…何か話してたっけ。
上手く働かない頭で考えるけど、何も思い出せない。それよりも大っきなおちんちんに押し付けられたお腹の奥が気持ちいい。
急に動きを止められてしまい、物足りなさにぐずりながら腰を揺らすと「こら」と怒られてお尻をぴしゃんと軽く叩かれた。
私はその衝撃にすら快感を拾い上げ、陰茎を締め付けながら甘イキする。)
勝手にイきやがって。ちゃんと聞けよ、俺の話。
(ベッドに突っ伏しながら、こくこくと頷く。)
……今朝、言ってたろ。気になる人が出来たとか何とか。
あのことについてもう少し詳しく聞かせてくれよ。
(言い終えると同時に再び抽送が始められ、声にならない声が漏れる。
私の一番弱いところを狙って、何度も何度もそこばかり突かれるからもうほとんど拷問に近い。涙やら涎やらを馬鹿みたいに出して無様にイきまくる。
回らない舌を必死に動かして「そんな人知らない」「分からない」と伝える。)
知らない?本当に?
一昨日の夜、お前が寝言で呟いてた名前の男だぜ。
なあ。本当に、覚えてないのか?
(Gスポットもポルチオもゴリゴリ抉られて、潮まで吹き散らかして、最早先輩の言葉は耳に入ってきてなかった。
ただ気持ち良くなりたくて、もっとイかせて欲しくてお尻を揺らしてお強請りすると「ああもうお前は本当に…」と顔は見えないけど先輩が呆れたように少し笑ったのが分かった。)
馬鹿みたいに可愛いな、○○。