(一人でベッドに入っていたら涙が出てきた。
冷たくて狭いシングルベッド。いつもは先輩の温かい腕の中で眠っているのに今夜は誰もいない。

たまには自分だけの自由な時間が欲しいと思ってこっちに来たけど、実際にそうなってみると寂しくて堪らない。
この部屋に一人は広すぎる。人肌の温もりが恋しい。

先輩は「寂しくなったらいつでも戻ってこい」と言ってくれたけど、この時間だともう寝ているかもしれない。仕事で疲れているはずだから起こしたくない。)


(ぐすっ)うぅ…せんぱい…せんぱいぃ…。
先輩が恋しくて夜泣きする