ん、了解。すぐ済むから動くなよ。

……行くぞ。

(覚悟を決めて目を瞑った瞬間、耳元で「バチン!」と音がした。と同時に痛みが走る。

確かに痛い……が、普段から悪魔との戦いであちこちに怪我してるから病院の注射程度の痛みだった。このくらいなら我慢出来る。)

見せてみろ。…うん、ズレてないな。

じゃあ次。

(別のピアッサーを持ち、手際良く左耳に当てる先輩。再び大きな音と痛みに襲われて、一瞬息が止まる。

両耳がジンジンする……もう終わった、のかな?)







よし、こんなもんだろ。
見た感じ血も出ていないし…位置も完璧だな。

どうだった?思っていたより痛くなかったろ?


はい…音が大きくて、そっちの方にびっくりしました。
は、はい!お願いします!