おい、なんでお前が泣く?
泣きたいのは俺の方だぞ、畜生。

(何個目かのゴムをつけ、中へ挿入するとアキは深いため息をついた。
心から傷ついたような、本当に泣き出しそうな顔で相手を見下ろすのだ。
結っていた髪は、いつのまにか下ろされていた。

彼女は謝ることをとっくにやめていて、今は痛みにも似た快感から生まれる嬌声を途切れ途切れに出すことしか出来なかった。)

これは罰じゃない。脅迫でもない。
ただ、気持ちのいいことをしてるだけだ。

俺とのセックスは気持ちいいだろう?
ゴムをつけてても、中に出さなくても、頭がブッ飛ぶみたいに悦いだろ。
俺たち、こんなに相性が良かったんだぜ。知らなかったよな。

(擦りすぎて赤くなっている秘部を見て、もし中出ししていたら今よりももっと悲惨な光景になっているだろうなと考える。
勃起して少し大きくなった陰核を二本の指でそっと摘まみ、軽く押し潰すように動かすと中の締め付けが強くなった。

思わず達しそうになり、歯を食いしばって耐える。
彼女の方はもうどこを見ているのか分からない目をし、力の入らない体を痙攣させるだけだった。)

他の奴と会うよりも、俺といる時間の方が充実してるはずだ。
友達とする中身のない会話より、しこたま酒を飲んでいい気分になるより、コレが一番効くって分かったかよ。

お前が理解出来るまで終わらせねえぞ。
今日と明日が休みで良かったな?
なんで…?ちゃんと私1