違う!

(バディを変えてもらおうか…と言おうとしたら、大声で急に叫ばれて思わず口を閉じてしまった。
私の驚いた顔を見たアキくんはすぐにハッとし、「すみません」と頭を下げた。)

違います、違うんです。

まさか、あなたと組めるとは思ってなかったから驚いて。







…嫌だとか、嫌いとか、あるはずないじゃないですか。そんなこと絶対に有り得ない。

(アキくんが静かな声で言うのを聞いていた私は「ん?」と疑問に思う。

私を嫌いになることが有り得ないって、何故そんなことがスパッと言い切れるんだろう?

今の言葉ってどういう意味…と尋ねようとしたら、アキくんは再びこっちに向かって頭を下げた。)

○○先輩。あなたとバディになれて嬉しいです。
まだまだ至らない部分もありますが、これからよろしくお願いします。


あ…うん、よろしくね!アキくん。
だってさっきから目すら合わせてくれないし…私が嫌いなんでしょう?どうしても嫌だったらマキマさんに言ってバディを、