……俺は銃の悪魔を殺すためだけに、わざわざ殉職率の高い公安に残ってデビルハンターをしてる。

(うつ伏せになり枕を抱えてる彼女に近寄るアキ。なめらかで小ぶりな尻に指を這わせ、撫で上げる。
彼女がくすぐったさに身をよじった瞬間、腰を固定して一気に突き入れた。

大きく喘いだ彼女を無視して両腕を掴み、シーツに縫い止める。
ぐっと腰を押し付けながら、アキは再び話し始めた。)

いいか、もう一度言うぞ。
『殉職率が高い』んだ。俺だっていつ死ぬか分からない。
嫁さんと子ども残してあの世に行くなんて冗談じゃねえ。お前に苦労かけさせたくねえし、子どもも寂しがるに決まってる。

(絶え間なく喘ぎ声を漏らす彼女の後頭部を睨みつけながら、一定のスピードで突き上げる。)

…だったらデビルハンター辞めて安全な職に就けって?

ああ、そうだな。普通はそうするだろうよ。
銃の悪魔なんて俺一人じゃ絶対敵いっこない。プロが何人束になってかかっても全滅する可能性の方が高い。

そんな化け物相手に命をかける必要ない。
もっと確実で希望のある道を歩む方がいい。

でも俺は、家族を皆殺しにされたのにその恨みを忘れて新しい家族を作るなんて出来ない……っ!

(汗で前髪が引っ付き、ぽたりと彼女の背中に落ちる。
アキは彼女に覆いかぶさり、中のいいところをひたすら責め立てた。



数分後、二人ともほぼ同じタイミングで絶頂に達した。
息を切らす彼女の中から陰茎を抜いて、使用済みとなった精液溜まりのゴムを縛りゴミ箱に捨てる。

アキは吐き捨てるようにこう言った。)

……それに俺がデビルハンター辞めたとしても悪魔は変わらずその辺にうじゃうじゃいるんだ。
生まれた子どもを悪魔に殺されない保証なんてどこにもないんだよ。

(そして二つ目のコンドームに手を伸ばし、袋を破いた。)
そんなに私との子ども、いらないですか…?