はい!ありがとうございマス!

(「またね」と手を振ると嬉しそうに「サヨナラ!サヨナラ!」と言って床に潜っていった)

























(お昼休み、私はご飯屋さんでアキくんに今日のことを話していた)

……ふうん。さっき会ったデンジとパワーがやたら機嫌良さそうだったのはそれが理由か。
いつもありがとうございます。でもあいつらバカ舌だから高級ブランドの菓子なんか勿体ないような気がしますけどね。

あのクソガキどもに渡す菓子ならその辺のやっすい駄菓子でいいんですよ。家で消費期限切れのカビ生えたパン食っても美味い美味いって言うんだから。


……なんかアキくん、機嫌悪い?どうしたの?私何かしたかな…。
そ、そんなにはしないかな。(煮干しを渡し)はい、どうぞ。私もう行かなきゃいけないから後でおやつに食べてね。