顔を引き寄せられて、何が起こったのか。ぱちぱちと瞬きを繰り返す。
キス、されてる。
先輩の舌に口内を荒らされる。
なんか、いつもより激しい気が…。

唇が離れると銀色の糸が引かれ、ぷつりと切れた。

「うわ…すごいな。なんでこんなに濡れてんだよ、どろどろじゃねえか」

秘部を触り、先輩が驚いたような声を出した。

「だから言ったじゃないですか。私の体おかしくなっちゃったって…」

先輩は無言で私のあそこを弄る。
間もなく私はごろんとベッドに寝かせられて仰向けになる。
先輩は下着ごとスウェットを脱ぎ、勃ち上がった陰茎を私の陰唇に押し当てる。

嬉しい。挿れてもらえる。やっと気持ちよくなれる。

思わず顔が緩む。だけど先輩はいつまで経っても中に挿れてくれず、竿の裏筋や亀頭でクリトリスをごしごしと擦り続けてくる。
敏感な陰核を更にいじめ抜かれて、涙声で喘ぐ。

「気持ちいいだろ、これ。イッていいぞ」

確かに気持ちいい。気持ちいいけど、クリトリスで良くなれば良くなるほど子宮の疼きが酷くなる。
そっちじゃなくてこっちを構ってくれと主張するように中から蜜が溢れてくる。


せんぱい、どうして…どうして中にくれないんですか…?
せんぱ……んむっ!