い、いや…違います。その…先輩の手が耳に触れて、くすぐったかっただけです。
こっちこそ大げさな反応してすみません…。

……もういいですか?

(うん、と頷いたら心なしかホッとしたような表情で髪を結ぶ。あっという間にいつものアキくんに戻っていった。)
あっ…ご、ごめんね!?髪引っ掛けちゃった!?