(強い衝撃が来ないので不思議に思い、ゆっくりと目を開けたら…先輩に抱き締められていた)

どこも痛いところ無いか?

(耳元でぽそりと呟かれる。
大丈夫です…と小さく返したら安心したように頷き、体を離した。)

もういい。説教しようと思ったけど疲れた。
お前の元気そうな姿見たらホッとして力抜けたし。

…ほら、待っててやるから早く準備しろ。
まだ時間あるけどモタモタしてたら遅れるぞ。
…?(恐る恐る目を開ける)