「お前が先輩先輩って俺を呼ぶ辺りから…かな」
最悪だ。なんてことだ。
まさかずっと見られていたなんて。どうしてもっと早く声をかけてくれなかったんだ。お風呂から上がるの早すぎじゃないか。
羞恥で顔が赤くなっていく。
俯いて拳を握る。
「それ、俺のシャツだろ。やっぱお前にはでかいな。ぶかぶかじゃねえか」
先輩が近寄ってくる気配がする。ベッドに上がり、私と向かい合わせになった。
「…?
お、おい!どうして泣いてる?」
ぼろぼろと涙が溢れてくる。恥ずかしいのはもちろん…理由は他にもあった。
先輩、足りないんです。
いつも先輩がしてくれてるみたいに気持ちよくなれないんです。
私、前はこんなんじゃなかったのに。
へんなからだになっちゃった。
もういや。たすけて、たすけてください。
そう言って泣きながら先輩に縋り付く。
今、こうしてる間にもあそこがどんどん濡れてきてシーツに染みを作ってる。
広い胸に顔を埋め、先輩に触れれば触れるほど欲求が膨れ上がる。
先輩、私のこと嫌いになったかな。
頭がおかしい淫乱だって、思われたかな。
せんぱ……んむっ!