お嬢さん。

(すぐ後ろから聞こえた声に振り返ると、何だか気だるげな雰囲気のお姉さんが私を見ていた)

これ、落としたぞ。
あなたのだろう?この手帳。


あ、すみません!ありがとうございます!失くしたらいけない物なので助かりました!えっと、お礼を…。
……はっ!あ、あれ?私、何して…。