(まさかと後ろを振り向くと、真人が貴女の身体を貫通してななみんに傷を負わせてるのに気付いた。虎杖君の絶叫する声と痛みに耐えるななみん、そして高笑いをする真人)

(いやー、ありがとうname。道具としては中々役に立ったよ。そう笑う真人に怒りが収まりきらない虎杖君。怒りのあまり声が出ない様子だ)

七海「どうしてそんな奴を命懸けで庇ったんですか…nameさん」

(自分でもよく分からない、でも真人が死ぬのを目の前で見たくなかった。そう言い残し地面に体を横たえる貴女。ななみんが恐らく高専に連絡してるだろう姿が霞むと同時に体が浮いた感覚と虎杖君の叫び声が聞こえたのを最後に意識が無くなった) 

庇う2