(唇に触れるだけの軽いキスをした)

......!.....っ.....。


(そっと、離れようとすると突然体を引き寄せられ腰に手を回されて動けなくなった。
驚いて声を発しようとした途端ぬる、と口の中に生温い感覚が。)

(息継ぎができず苦しくて肩を押して見るも
まだ足りない、と言うように角度を変えて貪られる。)

(酸素が足りなくなり肩を持ってた手がするり、と力なく下に落ちた頃北さんが名残惜しそうに唇を離した。)


.....、....。
あんまり、男を試すような真似したらアカン。
これに懲りたらもうせんことや。


(そう言うと崩れ落ちて座り込んでしまった私にゆっくりと近寄り怖がらせて、すまんかった。と優しく抱き寄せた。)







唇にキス