(最後に頭の中で誰かの声がした。
でも、そこから段々意識も遠のいていき、
身に覚えのある心地よい香りと温もりが私を眠りへと誘った。)










(目が覚めたら白い壁、消毒液の匂い。
すぐに保健室だとわかった。時計を見ようとカーテンを開けると。)




北さんがいた。

侑がいた。


俺が連れてくわ。