ルベルト「ほう…?私も、志を持つ若者を無下にはしたくない。もし君が本格的に商人を目指そうというのなら、私も協力を惜しまんよ。クラウとの件はまた別だがね…!」

クラウ「えーっ…でも、これで一歩前進だね!〇〇なら絶対に立派な商人になれるよっ!」

むーっ…



クラウ「――そうだ!ライザ!ライザも良かったら一緒に行かない!?」

へっ!?い、いや…あたしは商売の事は分かんないから…

クラウ「大丈夫!ライザが旅先の素材で、色んな商品を作ってくれるだけで大助かりだよ!〇〇の負担も減らせるし、やっぱり一流の錬金術士が一緒に居てくれると心強いんだけどなぁ…♪」

い、一流…そ、そうかなぁ…♪そういう事だったら…やってもいいかなぁ…♪

クラウ「うんっ!一緒に頑張ろうね!〇〇!ライザ!」














(数年後、人々を脅かす病や魔物を滅ぼし、既存の物の効果を遥かに凌ぐ商品を売りさばきながら、あらゆる土地を渡り歩く3人の旅商人が居たという…)
自分が戦えれば護衛も減らせるし、旅するにも錬金術が使えれば便利かも…ちょっと本気で商人の勉強しようかな…