(ズズズっ………ふぅ。)ソフィー「…落ち着いた?」
(落ち着いた。というかソフィー、このお茶すごく美味しい。)ソフィー「ふふーん♪あたし特製のお茶、ソティーは他とは一味違うのだー!」

プラフタ「…まあソティーは置いておくとして…事情は理解していただけましたか?」
(…一応は。しかし、数百年前の人間が錬金術で魂を本に移し、そして今度はソフィーによって人形の身体に、か…
…分かってはいたが、やはり錬金術はいつも常識の斜め上をいってくれるな…)ソフィー「あたしだけの力じゃないよ。街の色んな人達が助けてくれたからできたんだっ!」
(…そして、身体のメンテナンス中だったから生首だった、と…)ソフィー「あはは…必要な素材をちょっと切らしちゃってて…それだけパーッと採っていこうとして…」
プラフタ「間の悪い事に、丁度その時に〇〇が訪ねてきたと…まったく、あれだけ素材はきちんと整理して確認しておけと言っていたのに…」
ソフィー「あううう…ごめんなさーい…」
プラフタ「それに、たった一人で採取に行くとは何事ですか?この前にも危ない目に遭ったばかりでしょう?〇〇が助けてくれたから良かったものの、一歩間違えたら取り返しのつかない事に……(くどくど)」
(うーん…この光景、村でもよく見た気がする…錬金術士は全員こうなのだろうか…?
…しかし、このままションボリしてるソフィーを見るのも忍びない。今は自分にも時間がある…これも何かの縁だろう。)(それならば、自分が素材の採取に参加する事を提案する。)