ハロル「ハロルだ。この街で時計職人をしている。よろしくな」
ソフィー「………えええっ!?それだけぇ!?もーそんなんだから新規のお客さんが来ないんだよー!?」
ハロル「いいんだよ。親父の遺した金とお得意様の依頼だけで十分食っていけてるんだ。これ以上客が増えても面倒だしな…
…ん…どうした。何を見て……ほお…もしかして、こいつが気になるのか?」(チャキッ)

ソフィー「ハロルさんの銃だね!そこの穴から弾が出る武器だよっ!」
ハロル「今は弾は入れてないから安心しろ。しかし、何より先にこいつに興味が湧く奴は初めてだ。
…気に入った。機会があれば店に来い。他のコレクションも見せてやるよ。」
ソフィー「へーっ!めっずらしー!ハロルさんが初めて会った人にそこまで言うなんて…」
ハロル「まあ、この街の人間は銃なんて興味ないしな。話す相手がいなかったのもある。

…後は、好奇心丸出しなその目が、どこぞの誰かにそっくりなのもあるな」
ソフィー「………へ?」