タオ「……なるほどね、そういう事なんだ…なら、もしこういう事象が起きてたら…君はどうする?」



アンペル「いや待てタオ。お前さんはもう十分聞いただろう?次は私の疑問に答えてもらう番だ」









クラウ「あの…ライザ?さっきからタオ君とアンペルさんが杖に向かって話しかけてるように見えるんだけど…」

うん…実はあの杖、生きてるというか…意思がちゃんとあるんだ。かなりの知識を持ってて、下手に持つと精神を乗っ取ってくるヤバい杖なんだけど…知識欲の塊の二人と気が合ったみたいでね。もうずっとああして語り合ってるの。参っちゃうよね?

クラウ「……どうしよう〇〇。ライザの言ってる事が私の常識の範疇を超えてるんだ…これって…私がおかしいのかなぁ…?」
幽玄なる叡智の杖