…ぷしゅー…
(…ライザの頭から煙が出ている…ような気がする…)
ルベルト「うーむ…ダメだったか…以前よりかなり分かりやすく教えたつもりなんだが…」
クラウ「錬金術の事なら専門的な事もたくさん分かるから、理解できない事もないと思うんだけど…」
(ライザは自分が楽しいと思う事じゃないと頭働かないから…)
ルベルト「確かにそういう人間もいるな…彼女はそのまま自分の行きたい道を進ませるのが一番なのかもしれんな」
クラウ「そうだね…でも、〇〇は全然ついて来れてたよね!私びっくりしちゃった!」
ルベルト「うむ。本気で学べば、きっと一端の旅商人になれる才を持っている…このまま埋もらせるには惜しいな」
クラウ「!それじゃあ、〇〇と私がお父さんの跡を継いで、二人で旅商人になるっていうものも」
ルベルト「だが、いかんせん彼は人が良過ぎる。常に対等な対場を維持しなければならない商人というのは合わないだろうな」
クラウ「…お父さん…それはいくらなんでも大人げないと思う…」
じゃあしっかり者のクラウと組めばいい商人になれるかも!