えっ…一緒にって…い、いいの?自分で言うのもなんだけど…あたし、結構ワガママだしさ…〇〇が外でやりたい事の邪魔だったり…迷惑だったりしない…?

……そんなの今さら…か…そう、そうだよね…〇〇はあたしの事なんて全部分かった上で誘ってくれてるんだよね…そっか…そっかぁ…!




――――うん。決めたっ!



不肖、この天才錬金術士のライザリン・シュタウト!〇〇が村を出る際には必ず同行する事を約束しましょーぅ!

あちこち旅するにしろ、別の場所に引っ越すにしろ、錬金術の力は必ず役に立つはずっ!〇〇の足は引っ張らないよっ!

よーしっ!そうと決まったら、色々やる事ができたねっ!お金が道具もたくさん用意しなきゃだし…何より、お父さんとお母さんを説得しなくちゃ!〇〇と一緒に行くっていうなら、きっと余地はあるはず!

……ふふふっ…いつかの話だけど、その時が今から待ち遠しいなぁ…♪これから…ううん…これから『も』よろしくね、〇〇っ♪
一緒に行こう