…え、あ…あたし?あたしも…〇〇といっしょ…に…?
……………………。
(…なんでだろう。さっきまでの寂しい気持ちが飛んで行っちゃった…。
でも…そっか。そうなんだね。皆がいつか出ていっちゃうのはもちろん寂しいけど…あたしは…あたしの本当の気持ちは…
―――〇〇と離れてしまう事を、何よりも恐れていたんだ―――)
……ふ、ふふっ…ふふふふっ…!!

―――そこまで頼まれちゃあ、仕方ないよねっ!いいよ、どこまでも一緒についてってやろうじゃないの!!
忘れないでよ!村を出る時もこれまでも、あたし達はずっと一緒なんだから!もしも一人で出て行ったりなんかしたら承知しないんだからっ!