『あたし達の大切な仲間の〇〇へ♪

やっほー〇〇!この手紙が届いてる頃には帰ってこられたかな?あたしとプラフタは今、キルヘン・ベルを旅立って初めての夜のテントの中でペンを手に取っています。

まだ〇〇や皆と出かけた所からほとんど離れていないけど…それでも、今まで見た事ない景色を見ると、これから何が待っているんだろうとドキドキワクワクが止まりません!

それと…ねえねえびっくりしたびっくりした!?この手紙、錬金術で〇〇の所に直接届くように作ったんだよ!おまけに開けた時にワードも開かれるようにして…いつか、あたし達と過ごした時のワードも送るかも♪


―――本当に色々とありがとうね。キルヘン・ベルではたっくさん助けてもらっちゃった!強い魔物が出た時は守ってもらったし、錬金術でも何を調合したらいいか一緒に考えてくれたし、他にも困ったり悩んでた時には傍に居てくれて…とっても心強かったよ!モニカやオスカーや他の皆にもお礼言っておいてだって!

後、〇〇の故郷のクーケン島のお話もすごい楽しかった!あたしと同じ錬金術士の女の子の…ライザちゃん、だっけ?いつか直接会ってお話ししてみたいです!まさか、錬金術の存在を知らない村があるって聞いてびっくりしたし、話を聞くにあたしが思っている以上に周りの環境が大変そうだから、〇〇もちゃんと気を付けて支えてあげてね!
やっぱり、色んな事を言われてどうしても辛い時ってあると思うから…あたしも、プラフタに出逢うまでは錬金術の話ができる女の子ってキルヘン・ベルにはいなかったから、気持ちは少し分かるんだよねぇ…ううん、心配だなぁ…〇〇って案外、乙女心に疎いから…。

――そうだっ!いつか試験に受かって公認の錬金術士になれたら、そっちに遊びに行くよっ!その時はあたしの事、すっごい錬金術士なんだーって、ちゃんと紹介してよね!えへへっ、楽しみだなぁ…♪


……あうぅ…ごめん。プラフタが寝不足は旅に支障が出るからもう寝なさいって…落ち着いたらまたお手紙するね!それじゃまたねーっ!

                                                                       ソフィーより♪.』           
ソフィーの手紙