?「わーっ…!見て見てプラフタっ!キルヘン・ベルがもう全然見えなくなってる…!ここまで来ると本当に見た事ない景色ばかりだねー…!」



プラフタ「危ないですよソフィー。それ以上進むと崖から真っ逆さまです」



ソフィー「おおっとっとっと…!あっぶなぁい…教えてくれてありがとね、プラフタ♪」

プラフタ「まったく…少しは成長したと思ったのですが…やはりまだまだ子供ですね」

ソフィー「むぅ…あっ、そ、それよりもさっ!そろそろ手紙が届いてる頃だよねっ!〇〇…読んでくれてるかなぁ…♪」

プラフタ「そうですね…おそらくもう読んでいると思いますが…しかしソフィー…どうして急に彼に手紙を?」

ソフィー「へっ…!?い、いやぁそのぉ…ほら!〇〇にはいっぱいお世話になったしさ!たくさん楽しいお話しも聞かせてもらったし…あ~あ、〇〇も途中まででも一緒に来てくれれば心強かったのになぁ…」

プラフタ「仕方ないでしょう。〇〇にも〇〇の都合がありますし…何より、私達と向かう方向がほとんど真逆なんですから。

……それに、〇〇にも故郷で待っている人がいるでしょう。確か…ライザという錬金術士の幼馴染とか」

ソフィー「あぐぅっ…!そ、そうだよね…〇〇にも待っている人が…女の子が居るんだよねぇ…どうしてだろ…そう思ったら急に胸に何かが刺さったような感じが…」

プラフタ「……やはり要注意人物ですね、彼は」

ソフィー「…?プラフタ、今なにか言った?」

プラフタ「いいえ、私は何も。それよりも早く進みますよソフィー。テントがあるとはいえ、もう少し魔物がいない安全な所までは進まないと危ないです」

ソフィー「う、うんっ!そうだよね!何はともあれ、まずはライゼンベルグに行って公認の錬金術士にならないとねっ!がんばるぞーっ!」






ソフィー(待っててね〇〇…!いつかきっと、立派な錬金術士になって会いに行くからねっ!)

ソフィーその頃…