クラウ「――はぁ…はぁっ……はぁ…!
…ここまでくれば大丈夫かな…今の内に回復を…!」

(パァァ…!)
クラウ「……よし、これならっ…〇〇。今ので多分、自力で動けるくらいにはなった筈。だから…皆を呼んできてくれるかな?
――分かるでしょ?さっきの魔物…まだ追ってきてる…私が食い止めるから、その間に行って。
…異論は認めないよ?〇〇が私なんかを庇うからこんな事になってるんだから…私は大丈夫だから…絶対に生きて帰るから…お願い…私を信じて…ねっ?」
(たったったったっ…!)
クラウ「…やっと行ってくれた…心配性なんだから…そんな所も…好きなんだけどね…♪」

クラウ(あの頃の私は…震える事しかできなかった。でも今は違う。ライザや〇〇と…皆と出会って、少しは強くなれたと思う…そして、これからも私が皆の…『ライザのアトリエ』の仲間なんだと胸を張って言えるように―――)
『――――――!!!!!!』

クラウ「いくよ…!!〇〇の所には…絶対に行かせないんだから―――!!!」