クラウ「あ、あの…聞きたい事があるんですけど…」
ボオス「どうしました?自分に分かる事であれば良いのですが…」
クラウ「えっと…私を助けてくれた…ライザ達についてなんですけど…」
ランバー「な、なんだってぇ!?」
クラウ「きゃっ…!?」
ボオス「ランバー!すこし静かにしていろ!
すいません…しかしクラウディア嬢?なぜ彼女達がそこまで気になるので…?」
クラウ「…自分を助けてくれた人達を気にするのは普通の事では…?特に、〇〇には私のせいでケガを負わせてしまいましたし…」
ボオス「ああ、そういう事ですか…大丈夫ですよ。村の医師が診たところ、特に別状は無いとの事ですよ。あいつは頑丈ですから、今頃はまた、村の手伝いに走り回っているでしょう」
ランバー「……ふんっ!」
クラウ(…二人共…ライザや〇〇と何かあったのかな…?)
ボオス「…それよりクラウディア嬢。お言葉ですが…あまり彼女らと交流するのは控えた方がよろしいかと…」
クラウ「……どういう事ですか?」
ボオス「いや…あまりこういう事は言いたくないのですがね…」
クラウ「ーーーっ…」
クラウ(…この感じ、覚えてる。多分、物心がつく頃からずっと…人がこういう顔と声色をする時は…
誰かを貶めて、嘲る時だーー)