クラウ「貴方達は…?」

ボオス「モリッツ・ブルネンの息子のボオス・ブルネンです。以後、お見知り置きを」

ランバー「ランバー・ドルンです!いやあ、さすが、大商人のお嬢様!お美しいですねえ!」

クラウ「は、はぁ…ありがとうございます…」

ボオス「おいランバー…失礼だぞ。すいません。こいつ、こういう所には慣れてないので…」

クラウ「い、いえ…そんな事は…」

クラウ(…この二人のようなタイプはこれまで何度も見てきた。典型的な気位の高い権力者の子供とそのお付きのような…それを必ずしも悪いとは言わないけれど…でも私は、ライザ達のような対等な…友達のような関係の方が良いと思う。

…まあ、そんな相手には、全然出遭えてないけど…

…そうだ。皆の事、この二人に聞いてみようかな…?)

クラウの初恋後編2