クラウ「…改めて、ごめんなさい皆さん。ご迷惑をおかけしてしまって…ボオス君達にも迷惑をかけちゃって…」

ボオス「い、いや…クラウディア嬢がいいなら…別に構わないのだが…」

ルベルト「――それよりもだクラウ…それがどうして、〇〇君と腕を組んで現れる事になるのだね…?」

クラウ「それは…二人だけの内緒っ♪ねー〇〇ー♪」

(ぎゅーっ♪)

ルベルト「………」

ランバー「あ、あわわわわ…!」

(皆の…特にルベルトさんからの視線が痛い…!)

クラウ「モリッツさん!〇〇ともっと話したい事があるので、給仕の仕事から外させてほしいですけど…よろしいですかっ!?」

モリッツ「む、むう…まあ、クラウディア嬢がそこまで言われるのでしたら…」

クラウ「ありがとうございますっ!それじゃあ行こっ!〇〇っ♪」

ルベルト(……クラウのあんな自然な笑顔は…いつ以来だろう…少なくとも、私と旅に出てからはなかった…

……〇〇君か…その事については感謝するが…少し警戒しておいた方がよさそうだな…)

クラウの初恋後編12