(…く、空気が重いのであります。
誰も喋らないのでありますが…皇帝とか機嫌か悪いんでありますか?
レオナさん、側近でしょ?何か知らないでありますか?)
(少なくとも、宿を出る時は機嫌は悪いどころか良い位だった…と、思う。)
(思うって…それで参謀が勤まるのでありますかぁ?)
(お前の所の姫だって人の事が言えないだろう!
先程から眉ひとつ動かさぬではないか!)
(姫ねえさまはちょっと口数が少ないだけでありますぅ!無愛想とは違うでありますぅ~!)
(二人とも喧嘩は止めてください!…バレますよ!
…あ、王子が何か言ってますよ。)
………(こくり)
(喋ってねぇぇぇ!
頷いただけであります!いつもそうだけど!)
ふふ…
そうね。
ふっ…全くだな。
(えええええぇぇ!?
今、王子何か言ったでありますか!?)
(な、何も言ってない…と、思います…)
………(ふるふる)
その通りだ。
やはりお前は頼りになるな。
ええ、同感だわ。
その通りね。
(アリシア!
アリシアは王子と幼馴染みで直属の護衛なんだし何か判らないのでありますか!?)
(うぅ…全然わかりません…アンナお姉さまなら解るかも…
私は表情から何となく読み取ってるだけなので…)
(いや、表情を見ても解らんだろ…)
(それに関しては白の皇帝も同じでありますが、喋ってくれるだけマシでありますか…)
(もう少し我々にも解るように言って欲しくはあるがな…)
フッ………
くすくす…
…(こくり)
(何言ってるか全然わからないでありますが、話…?は凄く弾んでるようであります。)
(あの三人はテレパシーでも使えるのか…?)
(お兄ちゃん…)
(RA)