私の血を多く取り込み、日数も経過しているというのに順応が遅い。

(申し訳ありません、無惨様)

それだけお前が強い剣士という事だ、気にするな。

無惨様に頭を撫でられ、幸せだと思う。
付いてこい。と背中を向けて歩き出した無惨様の背中を追いかけた先に広がるのは──無限城。
その奥から漂う鬼の気配は恐らく、十二鬼月の下弦。

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