抱っこの類いは炭治郎達から駄目だと言われてしまったので、今回は特別に禰豆子ちゃんに協力してもらう事になった。

一帯が暗くなったのを確認してから、部屋の隅に置いてある箱に声を掛ける。
私の声と分かるや否や箱から飛び出てきた禰豆子ちゃんの小さな身体を抱き上げる。

最初は面食らった顔をしていたが、何をされているのか理解した後は満面の笑みで付き合ってくれた。
満足!!
高い高いする