ようやく落ち着いたか。

咳が収まるまで背中を撫でてくれていた、大きく優しい手が離れていくのを名残り惜しく感じながら目を細める。

(随分長い時間居て下さってますが、お時間大丈夫でしょうか?)

もうそんな頃合いか。無理だけはするな、いいな?

過保護なお母さんみたいですねと笑って返すと、遺憾そうな顔をしたまま去っていった。
辛くないです