──っ!まだだ、〇〇!!

(炭治郎の声に反射的に体を拗じる。
頬に一筋傷が入ったがこの程度、まだまだ戦える。
炭治郎の声がなければ、今の一撃で喉を抉り取られていただろう)

地に伏しているはずの女がまだ立っている。
動揺し固まっている鬼の頸をそのまま、切り落とした。
負傷する