羽織はいいのか……ええ!?

改めて羽織の下からこんにちはするとかなり驚かれた……。

(気持ちは嬉しいけど、私が着ちゃったら炭治郎が冷えちゃうからダメ)

これなら私も炭治郎もあったかいでしょ?
ふふん!と鼻を鳴らすと一瞬納得しかけて、首が千切れんばかりに横に振られた。

〇〇の気持ちだけで俺は嬉しいよ、ありがとう。

(距離を置いてから改めて羽織を着せられた)
羽織を炭治郎にかけ直して潜り込む